子供に教えることのまとめ

子供に教えたいことをいろいろまとめてます。

パーソナルコンピュータ(パソコン)の歴史

1970年代、箱型でCPUや記憶装置を収容し端末を接続する形態のミニコンピュータが販売されていたが、起動にも複雑な操作が必要だったため全く普及していなかった。


1975年に「Altair 8800(アルテア8800)」が登場。
これもミニコンピュータで、起動に複雑な操作を必要とする。
拡張ボードで増設が可能という特徴があり、その後のパーソナルコンピューター発展の起爆剤となった。


Altair 8800



1976年、スティーブ・ジョブズアップルコンピュータを興し、ガレージで製造した「Apple I」を販売。
Apple I」はほとんど売れなかったが、翌年発売した「Apple II」は大成功を収め、パーソナルコンピューターの普及を促した。
これは演算を行う部分とキーボードを一体化し、カラービデオディスプレイ出力機能を内蔵したもの。
ちなみに当時使用されていたマイクロプロセッサー(CPU)は8ビットであった。


スティーブ・ジョブズ



Apple I



Apple II



その4年後、IBM社が16ビットCPUのパーソナルコンピューターのを発売。
ハードウェアの仕様をオープンにしてマイクロソフト社とお互いに協調。
他のメーカーもIBM社のPC互換機を発売し、IBM仕様のコンピュータ市場が拡大して行った。


1981年発売のIBM 5150



一方、アップル社は互換機のシェア争いに負け、伸び悩んだ。


次第に、高機能端末としてワークステーションが発達し、フル機能のUNIXオペレーティングシステム OS)が動作するようになった。
2000年代に入ると、アップル社のコンピュータOSはUNIXベースのMac OS Xへと移行。
IBM社のコンピュータ(PC/AT互換機)のOSもUNIX同等の機能を持ったWindows NT系へと移行。


PC/AT互換機(ピーシーエーティーごかんき)とは、IBMが発売したパーソナルコンピュータのことで、互換性のあるパーソナルコンピュータや、さらにはそれらをベースに拡張されたものの総称。「DOS/V機」などとも呼ばれる。


Microsoft Windows NT(マイクロソフト ウィンドウズ エヌティー)は、マイクロソフト社が開発したオペレーティングシステム (OS) 。


今現在も、PC/AT互換機とアップル社とのシェア争いが続いている。