子供に教えることのまとめ

子供に教えたいことをいろいろまとめてます。

第7章 ペルセウス



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ギリシャにアルゴスという人間の国があり、王であるアクリシオスとその娘ダナエという王女がいた。


ダナエ



王アクリシオスは、息子を望んでいたが生まれなかったため神にお告げを聞く事にした。


お告げの内容は「息子は生まれない。アクリシオスは孫によって殺される。」というものであった。
怖くなったアクリシオスは、ダナエを青銅の部屋に幽閉した。


その青銅の部屋にゼウスが忍び込み、ダナエは子供を産んだ。
名前をペルセウスという。


ペルセウス



アクリシオス王はこのことを知るが、ダナエとペルセウスを殺すことができず、二人を箱に閉じこめて川に流した。
ダナエとペルセウスは漁師により救出され、その漁師と一緒に暮らすことになる。


ペルセウスはそこで成長するが、その島の領主がダナエに恋するようになり、ペルセウスが邪魔になった。
ペルセウスを遠ざけるためにゴルゴンの一人メデューサの首を取ってくるように命じた。


メデューサ



メデューサについて


ガイアの息子ポルキュスと同じく娘であるケトの子供に、ゴルゴンと呼ばれる3姉妹がいた。
メデューサは3姉妹の末っ子。


元々美少女であったメデューサはポセイドンに気に入られ、アテナの神殿でポセイドンと交わった。


これを知ったアテナは怒り、メデューサを醜い怪物(頭髪は無数の毒蛇で、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼を持つ)にしてしまう。
これに抗議したメデューサの姉達も怪物に変えられてしまった。
ゴルゴン3姉妹は、この時から見るものを石にしてしまう力を持つことになる。


ゴルゴンの一人メデューサの首を取ってくるように命じられたペルセウスは、アテナとヘルメスに援助を受け、アテナの盾、ヘルメスの翼のあるサンダル、ハーデスの隠れ帽子を手に入れた。


そしてメデューサの居場所を聞くためにゴルゴン3姉妹の妹であるグライアイ3姉妹の所に行った。
彼女たちは生まれつき醜い老女で、3人で一つの眼と一本の歯しか持っていなかった。


彼女たちが居場所を教えてくれないので、この一つの眼と一本の歯を奪い脅して無理やり聞き出した。
そして死者の国の洞窟の中でゴルゴン3姉妹を発見し、顔を見ないようにしながら剣でメデューサの首を切り落とした。


このとき、首を切られたメデューサの体から血しぶきとともに翼ある馬ペガサスが飛び出した。


このペガサスに乗り、メデューサの首を袋に入れて飛行中、ポセイドンのいけにえにされかけていたエチオピアの王女アンドロメダを見つけ、、海の怪獣を倒してアンドロメダを救った。


アンドロメダ



ペルセウスはアンドロメダと結婚して島に戻り、島の領主に約束のメデューサの首をつきつけて石にしてしまう。
その後、ペルセウスは妻アンドロメダや母ダナエと共にアルゴスに帰国した。


このことを聞いたアルゴスの王アクリシオスは、ペルセウスを恐れてアルゴスから逃亡し、ペルセウスはアルゴスの王となった。


その後、競技大会でペルセウスが投げた円盤が老人に当たってその老人は死んだ。
実はその老人がアクリシオスで、神のお告げは現実のものになった。


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