子供に教えることのまとめ

子供に教えたいことをいろいろまとめてます。

第4章 オリュンポスの神々



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ゼウスの王権が確立し、コスモス(秩序)が世界に成立する。
ゼウスは神々の王朝の第三代の王である。


ゼウスの王権の元、世界のコスモス(秩序)の一部をそれぞれ管轄する神々をオリュンポスの神々といい、十二の神(オリュンポス十二神)が存在した。


1. ゼウス



クロノスとレアの子。
全知全能の存在。
全宇宙、天候(特に雷)、コスモス(秩序)を司る天空神。
オリュンポス十二神をはじめとする神々の王。


2. ヘラ



クロノスとレアの娘。
ゼウスの姉であり正妻。
情報収集能力に優れ、夫ゼウスの浮気を迅速に察知するなど高い監視能力を持つ。
嫉妬深い。


3. ポセイドン



クロノスとレアの子。
ハーデスの弟でゼウスの兄。
海のゼウスと呼ばれる。


4. デーメテール



クロノスとレアの娘で、ゼウスの姉。
大地の女神。


5. ヘスティア



クロノスとレアの長女。
家庭生活の守護神。


6. アポロン



ゼウスとレトとの息子。
アルテミスと双生児。
弓矢の神。
レトはタイタン族でゼウスの愛人。
レトはゼウスの子供を生んだことでヘラの嫉妬をかう。


7. アレス



ゼウスとヘラの子。
戦を司る。
性格は粗野で残忍、かつ不誠実。


8.ヘルメス



ゼウスとマイアの子。
眠り、夢の神。
ゼウスの忠実な部下。
マイアはアトラスの長女で美しい女神。
アトラスはタイタン族。
ティタノマキアに敗れたあと世界の西の果てで天空を背負うという役目をゼウスに負わされた。
マイアはヘラの嫉妬を受けるが、実害はなかった。


  アトラス  



9. ヘパイストス



ゼウスとヘラの息子で第1子。
炎と鍛冶の神。
サイクロプスを従え、自分の工房で様々な武器や道具、宝を作っている。
妻はアフロディーテ。


10. アテナ



ゼウスと知恵の女神メティスの子供で、知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神。
メティスはゼウスの最初の妻でタイタン族。


11. アフロディーテ



クロノスによって切り落とされたウラノスの男性器にまとわりついた泡から生まれた、愛と美と性を司る女神。
ヘパイストスの妻。


12. アルテミス



ゼウスとレトの娘でアポローンの双生児。
狩猟・純潔の女神。
レトはタイタン族でゼウスの愛人。
レトはゼウスの子供を生んだことでヘラの嫉妬をかう。


13. ディオニュソス



ヘスティアの代わりに、ディオニュソスが十二神に入る場合がある。
ブドウ酒の神。
ゼウスとテーバイという国の王女セメレの子。
セメレは美しい人間の女性で、ディオニュソスは人間の血が半分入っている。
ヘラは浮気相手であるセメレを憎み、焼死させてしまう。
それでもヘラの怒りは収まらず、ディオニュソスを追いかけまわした。
ディオニュソスは長い間逃亡生活を送ったが、その間にブドウ栽培を身につけて民衆の支持を得る。


14. ハーデス



クロノスとレアの子。
冥府、地下の神。
冥府の更に奥にタルタロスがある。
オリュンポスの神ではないが、主要な神として十二神のなかに数えることがある。


15. ペルセポネ



ゼウスとデーメテールの娘。
ハーデスの妻。
地下の神とされ、オリュンポスの神ではないが、主要な神として十二神のなかに数えることがある。


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