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高天原（たかあまはら）に住む神々は、スサノオの子孫である大国主が国造りすることを快く思わなかった。
大国主が国造りを始めた島を神々は葦原中国（あしはらのなかつくに）と読んでいた。
葦原中国（あしはらのなかつくに）は日本のことである。
大国主
アマテラスは葦原中国を統治するのは自分の子孫だといい、何人かの神を出雲に使わした。
大国主は、自分の宮殿建設と引き換えにアマテラスの子孫に国を譲ることにした。
アマテラス
しかし葦原中国に行ったアマテラスの子孫は大国主の家来になってしまい、高天原に帰ってこなくなってしまった。
その後も何人かの子孫を送るが皆、高天原帰ってこない。
困ったアマテラスは、スサノオがカグツチの首を十束剣（とつかのつるぎ）で切り落とした際に生まれた雷神タケミカヅチを葦原中国（あしはらのなかつくに）に向かわせることにした。
タケミカヅチ
タケミカヅチは武力により大国主を従えた。
そして再度、宮殿建設と引き換えにアマテラスに国を譲ることを約束させた。
この約束を取り付けたタケミカヅチは、高天原に戻った。
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