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スサノオは、母親のイザナミに会いたくなり黄泉に行きたがった。
それを知ったイザナギは怒り、スサノオを追放した。
スサノオ
イザナギとイザナミ
スサノオは、追放されて黄泉に行くことをアマテラスに報告しておこうと思った。
このとき、アマテラスは高天原(たかあまはら)を治めていた。
アマテラスはスサノオが高天原を奪いに来たと勘違いし、弓で殺そうとした。
それに対しスサノオはの疑いを解くために誓約で身の潔白を証明した。
アマテラス
しかし乱暴者だったスサノオは、アマテラスの部屋に皮をはいだ馬を天上から投げ入れた。
それに驚いたアマテラスは天の岩戸にはいり、その戸をぴったり閉めて閉じこもってしまった。
アマテラスが岩戸に隠れると、高天原が暗くなり神々は困ってしまった。
神々は計略を考え、実行した。
まず、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と八咫鏡(やたのかがみ)を作り岩戸の前に飾った。
八尺瓊勾玉は、勾玉が500個通してあるもの。皇居に現存する。
八尺瓊勾玉(勾玉が500個通してあるもの)
八咫鏡は、火災により灰になってしまった。
その灰を集めたものが天皇が居住する宮中の賢所(かしこどころ)に保管されている。
八咫鏡(こんな感じ)
八尺瓊勾玉と八咫鏡は三種の神器と呼ばれる。
芸能の女神であるアメノウズメが岩戸の前で面白い踊りをして周りにいた神々を笑わせた。
その笑い声を聞いたアマテラスは不思議に思い、天の岩屋の戸を少し開いた。
その隙にアマテラスを岩戸から出す事に成功する。
アメノウズメ
天の岩屋戸開き
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